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グリザイアの果実 レビュー [ゲームレビュー]

グリザイアの果実(Frontwing

「みたらしだんご。見たら死ぬのよ?」

「でも、金髪で、ツインテールで…そうじゃないと、本当のツンデレとは認めてもらえない…」
ツンデレというのは大変なんだな。
シナリオ
欠点を先に言うと、とにかく長い。共通も長ければ、その後の個別も長いです。オールクリアに30~40時間くらいかかるのではないでしょうか。
しかし、手を抜いてないシナリオがとにかく重いのです。
ギャグセンスはみんなカケラもなくて、せいぜいがみちるのバカっぷりに失笑したり、淫乱メイドの天然さを楽しめる程度でしょうか。
みんないわゆるワケアリなキャラですが、過去があって現在があることを丁寧に書いているシナリオ。きちんと書いている分、容赦なさが読者にも伝わってきました。それは、どのシナリオでも感じました。
特に天音だよ、天音。天音をクリアした日の夜はマジで眠れなくなりました。シナリオの余韻が強すぎて。
基本的に脱落型になっているので、その順番にやってもいいかと思いますが、私は敢えて榊とみちるの順番は逆にしてもいいかもなーとは思いました。
ちるちるは私が大好きなキャラだからなのよさー、という単に好みの問題ではありますが。
蒔菜の「なのよさー」って語尾は印象に残るのよさー。

グラフィック
Frontwingではうたシリーズの原画を担当していたフミオさんがここで登場。まともな表情もいいんですが、崩した表情が酷くて好き。特にみちるの顔芸には笑うしかあるまい。
SD絵はななかまいさん。知らない方だったですが、等身高めなSDもこれはこれでアリだなぁと。フミオさんの原画絵も等身高めなのでバランスを合わせた?
配色などは特に不満はなく。
言うことがあるとすれば、泥臭い話になっているときでもキャラのグラフィックは綺麗なときがあったのがどこかしら違和感かなっと。そこは、文字から想像しろってことで野暮なことは言わない方がいいのかな…?

音楽
ボーカル含めて39曲、そしてエンディング毎に歌手を変えるという力の入れっぷりに脱帽。
みちるEDだけ趣違う感じになっているので曲の印象も強い。オープニングの終末のフラクタルもエレガの本気が伝わるかのようです。
声優は一色姉さん無茶しやが…(略。無茶といえば、民安さん頑張りすぎだと思います、ファッキン。最初は蒔菜は違和感バリバリだったんですが、口の悪さのインパクト残す意味でいいチョイスだったと。


総評
シリアスで骨のある作品をやりたいと思ったら迷わずコレですね。
美浜学園繋がりでラブラブルの次にやったのに、雰囲気が対極すぎて乾いた笑い。
みんな過去の問題に対峙するって意味ではワンパターンだなぁとは思いましたし、家族ネタばっかりなのも考えどころですが、そういう気になったところを押し潰す勢いのあるシナリオが面白いわけで。
主人公もヒロインたちに負けないくらいの過去を背負っているのも大きいわけですが、だからといって傷のなめ合いにならずに、一見無謀ともいえる傷に立ち向かう。
言葉にしてしまうと陳腐ですが、こういう風に持っていくシナリオの展開が飽きさせず上手だったので、今年の名作の一つに数えられる作品になるんじゃないかなと思っています。

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