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CARNIVALレビュー [ゲームレビュー]

CARNIVAL(S.M.L)

注意:あんまりレビューになってません。
愛と信用と裏切りと断絶の果てに…。
ここまでやらなくても、とは思うけど、ここまで徹底的に表現したからこそ、一部から賞賛を浴びる作品となりえたのは確かだ。

2008年11月現在の入手法は恐らく、ゲーム本編はダウンロード販売(ギュッと)、小説はAmazonから入手するのが一番確実かしら。シナリオ
現実の冷たい部分をそれはもう狂気的に。
「信じていたものに裏切られる」という体験は大なり小なり、誰しもが経験あると思うんですが、
それでもやっぱり何かを信じているじゃないですか。そういう簡単な言葉で表現できない複雑な人間心理をメインに、非常的な面まで描いてしまったのがこの作品だ。

普通なら踏み止まってしまう部分を、踏みとどめられない設定と状況と主人公とを揃えて、描ききってしまった作品。ただし、描ききると言い切れるのは小説まで読んでからなのですが。

相手を信じていると言いながら、実は凄く利己的で、でもただ利己的じゃなくて。
がんじがらめの絶望から自由を得ても、実は鎖でつながれていて、再びどん底に落ちていったり。

グラフィック
ややアニメ塗りな雰囲気はあるけど、それが嫌じゃなければそれなりに受け入れられるのかな。
CGが欲しいところになかったりして、やや状況説明にグラフィックが追いついてないけど、
それはまぁ想像して余りある文章で補いましょう。

声優・音楽
曲数は少ないけど、雰囲気を出すための最低限は揃っているので、これはこれでよいでしょう。
声優に関してもあんまり言うことないけど、吉川華生さんのクールな声もいいね。

総評
どう見てもOPムービー詐欺です、ありがとうございました。
あのムービーからこの話を想像できる人はいないはず。

話をどんなに多面的に見ても、信じることはあっても、行動を読むことはできても、
その人を本当に理解することなんてできないんだなぁ、という方向に落とされてしまう。
よく幼馴染キャラだと、理解しているようで理解していない、成長による変化を描くけど、
このお話は、それが凄くわかりやすく極端に描かれていると思います。

しかし、ここまで瀬戸口さんが断絶を描いても、理解に至らなくても、全てに絶望をするのはまだ早い。
これだけ退廃的な世界を描いていながら、本編の最後も小説編の最後も救いを残した終わり方をしているんです。もちろん、その後を想像するといづれも明るくはないけど。それでも、やっぱりどこかに救いがある。

この世界はいろいろなものに囚われていて、そこから逃れられたような気分になれたときに喜ぶけど、それも一時的なものだよね。
でも僕たちはその一時の喜びが忘れられないから生きていられるのかもしれませんね。
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