So-net無料ブログ作成

絶対幸せ宣言っ! レビュー [ゲームレビュー]

絶対幸せ宣言っ!(eighthnote

タイトルだけで判断すると火傷するゲームではあります。
体験版やってから判断した方がいいんじゃないかと。
しかし、StarTRain同様に、幸せを追い求めるゲームには変わりありません。

ちょっとだけ、話の内容に踏み込んではいますが、肝心なところはぼかして書いたレビューにしました。シナリオ
いきなり始まりかたが重すぎて驚いた。
シナリオは、ルートにもよるけど、応援団と学園生活、夜に冬姉の理屈語り。

結局、考えに考えたところで何ができるのかと言われればそれまでではありますが、前回のStarTRainは、
ふられたところから始まる恋愛ゲームに見せかけて、本当のテーマは幸せの在り処
…だったのが今回は、
不幸せなことが起こったところから始まる幸せを追い求めるゲームに見せかけて、本当のテーマは、きっと考えること、頭を使うこと。
を言いたいんじゃないかと思って仕方がないのですが。


四季彩
不幸な事が大嫌いで、人を幸せにすることこそが自分の幸せだと言う。一言で言えば度を過ぎたおせっかいキャラとも言えるか。
不幸な人を幸せに、幸せな気分にするというのはとても大変なことで、狭間に落ち込みそうなときには主人公に撫でてもらってパワーを回復するというかな~り危ういキャラの立ち位置です。
皆を幸せにしたいという危うさは、Fate/Stay Nightをやったことがあるなら衛宮士郎とかセイバーとかがどれだけ危ういキャラだったかを思い浮かべれば想像は容易なんじゃないかと思う。
人を幸せにしたい!不幸な人は幸せの方向性を見失っているだけだから、手を差し伸べるべきだと言う。そんな子供じみたことを実際にやることがどれだけ大変なことか。
ただし、ご都合主義的に話は進まず、絶望を味わったりできるところが、このゲームにおけるシナリオの魅力なんだと思います。


神田秋代
幸せは自分の力で手に入れるべきだという、彩とは徹底的に対照的に描かれたキャラが秋代。
このゲームでは、恐ろしいほどに真逆のキャラを入れて、幸せを別方向から眺めたシナリオを作りやがった、と。序盤の不幸な展開に彩は呪われていると思いましたが、秋代も全く反対の方向から呪われていたんだ。そして、この二人をクリアしただけで幸せの定義は人それぞれなんだと思い知らされてしまう。
そんな誰にも頼らず、自分の力を信じて生きてきた秋代に対して、主人公はどう接するのか、がポイントです。


安笠春香
スーパー鳥頭キャラ。やかましくて、言ってることが無茶苦茶で、序盤はあんなに腹が立つキャラだったのに後半にかけての展開がひたすらに重かった。
もしらばをやったせいもあるのかか、声優のみるさんは黒い台詞を言わせるのに向いてると思ったり。
何で、探偵になりたいと言っているのかというのがわかる辺りから、春香なりの苦労が見えてくる辺りから、ほっといてはおけないキャラに。ここにも一つの不幸の形とその解決という流れが展開しています。


立川千夏
立ち位置としては、部活の先輩程度なのに、どこか達観していてポジティブなキャラ。
その行動力の背景に潜む先輩の秘密に触れたとき、このシナリオの流れ方は卑怯だと思いつつも、これも幸せに気づけないという意味の不幸を描いたシナリオなんだと納得。
そこに絡む展開がちょっと突拍子もないですし、読んでてちょっと引くんだけど、こういう方法の提示の仕方もアリかと。


白雪冬子
何だかんだと無駄な思考だけは重ねつつ、その考えはいつも正論だと思わせる説得力を見せつつ、一人で考えることで思考の海にはまってしまったお姉さん。そんなねじ曲がった思考回路の行く末と、その結論に待つものは…。
本当に意味もないくらいグダグダに物事を考えに考えて出して、意見を述べるのは、ニュースに反応して一々何か書いてしまうようなニュースサイト管理人みたいなイメージもしなくはないですが。
それが考え抜かれた意見だったら、それが事実かどうかはともかく説得力はあって。
でも、それは所詮行動を伴わないただの思考なのであって。
正直なところ、この感性に合うかどうかがこのゲームを気に入れるかどうかの一番の分かれ目になると思う


グラフィック
嫌いではないが、どこか違和感。体の線が細すぎるからかどうなのか。
あとは、一枚絵を拡大すると物凄くアラが気になってしまう。
背景も概ね問題ないけど、雨が降るときくらい空が曇ったグラフィックを用意してもいいんじゃないかと。
あと、CG鑑賞はできればキャラ毎に分けてくれた方が助かるんですが…。
そして今回も黒板ネタが。前作よりパターンが増えてきちんと話の流れに合った黒板ネタが多めだった印象です。


音楽
取り立てて問題なく普通かなと。音楽は目立ちすぎず邪魔しないくらいがちょうどいいという意味では最高なのかもしれん。
それと、OPのボーカル曲がいいなぁと思う。


総評

結局、何だったんだ?

って感想が残るゲームには違いありませんが、結局は簡単でそれぞれの不幸を提示して、考え抜いた末に解決していく。
ただそれだけの話。
ただ、本当に幸せになったなぁと感じられて終わるのは春香シナリオくらいじゃないか?

その話の中に妙に心に残るものがあるのかないのか、そういう我々ユーザーの生活環境なり心理状態によって、このゲームが面白いかつまらないか、意見が別れるのだと思っています。

しかし、そんな思考の重要性を訴えていつつ、最後が冬子で固定されていて、考えすぎてダメになったキャラも出てくる辺りが最大に憎いシナリオの流れ方なんだよな。
だから、私はこのゲームが大好き。


好きなキャラ:神田秋代
ツンデレですから(笑

好きなシナリオ:安笠春香
一番わかりやすいシナリオだったから、かな。子供でいて大人びた危うさもあるところが。
次に好きなのは、一番わかりにくい冬姉さんシナリオが好きなんだけども。最終的には理屈じゃないんだ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。