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StarTRainレビュー [ゲームレビュー]

StarTRain(mixed up

二つ目、三つ目がある。だから初恋なんだ。
恋と幸せをテーマにした暖かいだけじゃなく非常に冷たい、でも暖かい(ってキャッチコピーそのままですが…)そんなお話。近づいたかと思えば遠ざかり、絶望したかと思えば、また立ち直る機会が与えられる。
ちょっと重い話ではあるのですが、そこに悪意があるわけでなく、ひたすらに心の幸せを追い求めるお話です。シナリオ

私はこの作品を甘く見てましたよ。
タイトル通りに一度は恋が終わってしまうのですが、その後いきなり一年経つんですよ。ゲーム上でサクっと一年経ってしまうのですが、この間ずっと絶望していたのかと思うと、主人公の脆さが計り知れるというもの。 その後、それぞれの尺度から幸せを追い求めるゲームのような気がします。

まぁ、奏はただの純愛モノってことにもなるけど。
でも、奏は第三者から見るとすっごくもの凄く可愛いんです!
ネタバレにつながるから書けないんだけど、後半にもの凄い可愛さを感じられる一シーンがあるんですよ。このわかりづらい愛情表現こそが、ツンデレの醍醐味だよなと思い知らされた。イメージしやすい例とすれば、グリグリ1の双葉みたいなわかりづらさ。そしてわかったときにえらく可愛いと思える破壊力。

次は飛鳥。うさんくさい関西弁なので、とてもインパクトあります。しかし、飛鳥も体つきは一番子供なくせに、思考は一番大人です。
本当に主人公と同年齢か疑いたくなるくらいに我慢の意味を知っていて、強く生きる方法を知っていて。これでもかというほど、ポジティブで、いるだけで幸せになれそうな気にさせてくれます。
それでも、最後にそんな飛鳥の深層心理が明らかになるのですが、この流れが素晴らしい。Key信者でもある私としては、涙なしでは語れないキャラでした。

そして、蓬。最初、読み方がわからなかった私ですが、よもぎと読むそうです。一つ勉強になりました(笑。
飛鳥なんかは主人公と正反対の性格で、暗闇から引っ張り上げた感じがあるのに対し、蓬には似た性格からくる同族的な共感から始まる。だからこそ違う部分を理解できなくて苦しむのか…
結論はとても陳腐なものに見えるかもしれないけど、それが真理かもしれない。


この三人をクリアしたあとに待ち受けるところに真のStarTRainの題名の意味が隠れているのですが、そして真の絶望と絶望からの脱却を味わえるのですが、レビューという名目上書けない。時間がとれればネタバレ感想と題して掘り下げたい気持ちはありますが…。


グラフィック
賛否両論ありそうですが、こういう重いテーマを扱うにはほどよい造形なのでは…と思っています。 顔の向きによって微妙に別人っぽく見えたり、たまにアンバランスな絵に見えたりするのが非難される点かもしれませんが。
表情パターンとか背景とかには特別な不満はなかったので無難に合格点ってところで。


音楽
ほんわかする音楽が実によいかと。
特別心に残るものもないけど無難で目立たないくらいがゲーム音楽としてはよいと思うので。
ボーカル曲は、何気にエンディングの歌がいい感じですねー。


総評
これはかなりいいゲームでした。
奏が可愛くて、飛鳥と蓬はそれぞれ対比した幸せの方向を提示していて。そして七美にはStarTRainの意味を託して。
主人公の自虐的な性格、麻衣子のウザい友情っぷりをウザくないと思えるか…。あと、シナリオの妙な理屈っぽさを許容できるか。
そこら辺が評価の分かれ道なんじゃないのかな。



好きなキャラ:羽田七美
最近ロリコン気味かも…。こんな娘にお兄ちゃんと呼ばせるのはそれだけで犯罪に値するよね。

好きなシナリオ:遠日奏
名前からして報われなさそうな名前ですよね。遠いところからあなたのことを思って奏でてます。みたいな…
途中までは進展しなさっぷりにイライラするけど、最後にはそれも含めてよかったーと思えたので。
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